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肩こりが治る自分にあった自分だけの魔法の枕の選び方

 

ブログを読んでもらいたい方

「肩こりに悩んでいて自分に合った枕をどのように選んだらいいかわからない方」

「自分にあった枕にすることで肩コリを解消したい方」

 

ブログを読むメリット

このブログを読んでいただくと、迷いなく自分にあった枕を選ぶ事ができます

 

内容の信頼性

僕自身は柔道整復師と言う国家資格を取得し10年ほど経って現在、接骨院と整体院を経営しているので、今までの患者様からのデータや医学的知識を考慮して今回の記事を書くのである程度記事の信頼性はあると考えていただいていいと思います。

 

目次

⑴そもそも、自分に合った枕とは?

⑵注意!値段が高い方が良い枕という嘘

⑶僕がオススメするどんな人でも肩コリ、頭痛がなくなる枕とは?

 

 

本文

⑴そもそも、自分に合った枕の選び方とは?

「姿勢に合っている」「枕中身の材質」「敷布団との相性」

「姿勢に合っている」とは

「立っている姿勢の時と同じ姿勢で寝られる枕です」

これが枕選びでは最重要です。

ですので、まずはやるべきことは自分に合った枕を選ぶにも、自分が普段どんな姿勢であるのか、それができて初めて、どんな枕が自分にとって理想の枕かがわかってきます。そこで、最近では寝具屋さんに行く「コンシェルジュ」みたいな人がいて検査をしてくれて「ご自身にあった枕はこれです!」みたいに選んでくれますが、これは僕からすると60点というかこれだけでは不十分です。

この方法で買うと良い場合もありますが肩こりは無くなっても腰が痛くなったり、膝痛や五十肩になってしまう可能性があります。いくら肩こりが無くなってもその他の場所が痛くなってしまっては全く意味がありません。

 

僕の経験上、肩こりや、腰痛で寝具を気にかける方は多くいらっしゃいますが、「膝痛」や「五十肩」で寝具を気にかけて変えようと思い悩む方はあまり居られません。

 

むしろ、全く関係ないと思っています。

 

結局何が言いたいかと言うと、肩や首、頭のことだけを考えるのでなく

「頭の先から足のつま先」までを一つのつながりで考えなくてはいけないということです。

そして今あなたが朝、起きた時に身体のどこかがが痛いということはその時点で異常のサインです。

 

要するに、立っている姿勢に対して寝ている姿勢がご自身の関節、筋肉にとって負担になる姿勢になってしまっているからで寝て起きた時に体のどこかが痛いということは「あなたの身体は間違いなく歪んでいます」では、自分にとって理想の枕とはどんなものかと結論を一言で言うと「立っている姿勢の時と同じ姿勢で寝られる枕です」ということはまず自分が今どんな風に歪んでいるのかを知らなくてはいけません。

 

しかしここでは、長くなってしまうので、もし自分の歪んでいる姿勢がわからない方は

↓をクリックして自分の姿勢を調べてください。

 

補足情報として追記しますがこれ以上興味のない方は⑵を読んでください。

ここで、ショッキングなことを言いますが、そもそも、寝具を変えただけで身体の歪みがなくなるものは存在しません!

 

枕を変えただけで肩こりが「完全に治る」ことは絶対にあり得ません。ただし間違えないで欲しいのは、僕がここでいう「治る」と言うのは一般的に使われる「治る」ではありません。

 

僕の言う「治る」とは

「一生肩こりや頭痛に悩むことのない身体になることです」

ほとんどの患者様は、いろんな悩みをかかえて来院されます。

代表的なものとして

・この辛い症状を今すぐ少しでも「軽く」してほしい

・あんな辛い思いをしたくなくて根本的に身体を改善して「治し」たい

といったところが主なお悩みです。

 

この痛みを「治す」と「軽くする」という言葉はには僕はとてもこだわりがあります。

これは正直、治療家としてのエゴともいうべき言葉なので一般の方は気にしなくて全然いいですが

「治す」とは一生その症状とサヨナラする状態になってことです。

 

「軽くする」「楽にする」とは一時的に、瞬間的にその症状が気にならなく、減った、軽減した状態です。

 

僕個人としては、「治したい」→「その症状とは一生サヨナラしてもらいたい」と思って治療しています。

 

この話じゃ患者様にとっては全く意味の無い情報なので興味ない人は飛ばして結構です。

 

もっと詳しく知りたいという方は↓のブログを読んでください

話を戻すと、寝ている時というのは本来体は回復期で前の日に疲労した身体を休ませることで身体が回復しなくてはいけません。しかし、起きた時にスッキリと起きられない、どこかに痛みを感じながら起きる。そのような時点で身体の姿勢が歪んでいて「異常」な状態です。

 

ここでいう、枕を変える事での「メリット」は痛みや症状が10%~30%程度の「軽減」が見込めるという事と現状以上の身体の姿勢が歪み壊れていくことを「予防」程度です。

 

そして、最初に述べたように「枕」だけを変ることで痛みが完全になくなることはなく、

理想的には

「枕」「ベッド」「マットレス」

この3点を1セットとして自分に合ったものに変えることをオススメします。

 

ここでは、本題の枕のみの話にしておきます。先でも話したように、理想の寝る姿勢というのは

「立っている時と同じように寝られる姿勢ことです」

 

まずは自分の姿勢を知ること

自分の姿勢がわかったらそれに合わせる枕を選ぶ、これだけのことです。

 

一例として一番多いパターンをご紹介します。

人というのは基本的に前屈位、お辞儀をしたような姿勢が多いです。

 

これはデスクワークで一日中椅子に座っての仕事の方

重たい荷物を毎日持ち運びしている方

主婦、運転手

などに多い姿勢で国民の多くは俺に当てはまります。

 

当院でも姿勢診断を必ず初診時に行いますが7割から8割は前屈位です。

 

立っているとき前屈位ということは枕を少し高いものに変えるといいです。

 

ここで注意点は背骨のどの位置から高くするかがポイントです。

 

頭だけを支えるような枕は全くの間違いで、必ず背骨や、肩甲骨を支えるものにしましょう。

これだけでかなり肩、腰は軽くなり痛みや寝苦しさはなくなります。

 

次に「枕自身の形」です。

 

さらに細かいことですが、皆さん姿勢以外に枕選びで間違えやすいポイントがあるのでご紹介しておきます。

「柔らかさ」「材質の劣化によってた高さが変わる」「フィット感の重視」「肌触り」「大きさ」「頭に熱がこもらない」の5点です

①柔らかい

柔らかいと寝返りや、顔の向き、枕の位置によって柔らかさが変わりし姿勢が崩れます。

 

②劣化で高さが変わる

物は必ず劣化しいつか壊れます。

皆さんはどのくらいで枕を新調しますか?

僕は2年1回、下手すれば年1回で新しくしてしまいます。

 

③フィット感重視

現代人の多くはフワフワや柔らかい肌触りを好みます。

それを好む余りいざ寝てみると「首が痛い、なんか違う、、、」となりやすいです。

さらにあまりにも包まれるような形になると寝返りもし難くなるのも問題です。

そして、しっかり包まれてしまうことで頭を保温することになってしまいます。

頭というのは温めてはいけません。

頭が熱くなると脳の働きも悪くなり,熱中症のような状態になり非常に危険な行為です。

ですので、寝返りを打ちやすくして頭に熱がこもらないようにすることも枕の役割です。

 

④肌触り

③と同じことがここでも言えます。

質感は確かにストレス解消になり、脳を休めてくれます。

ここは枕の本体ではなく、枕カバーで肌触りを重視してください。

 

⑤大きさ

意外に関係ないとお思いですが,これげ意外に大事だったりする。

人が寝ている時というのは、実は寝返りをうたなければいけません。

ジッと寝返りもせずに動かない寝かたの方は腰痛や肩こりの方に非常に多いです。

ですので寝た時と起きた時に寝相が変っていない,布団が崩れていないと言う人は注意が必要です。

よくある例としては,

腰痛の方が病院で寝るときにエビのように丸くなって寝てくださいとすすめれされたりするようですがこれも間違いです。

エビのように丸くなると寝返りが打ちにくくなって起き上がるときに痛みを感じやすいです。

ですので枕も寝返りが打ちやすいような形,大きさ,が必要になります。

オススメとしては枕の真ん中に頭を置いて左右に頭を転がしても落ちない大きさは最低でも必要になります。

 

敷布団との相性

どうしても買いに行った際に実際に使っている布団では枕を試すことができないです。

その為、「これは良い」とかって実際使って見ると「なんか違う」

になってしまいます。

 

次に「枕の中身の材質」

一般的に使われている中身は

「羽」「極小ビーズ」「そばがら」「パイプ」「低反発」「高反発」

が中止になります。

答え的には材質は「なんでもいい」です。

材質の違いで変わるのは枕の寿命です。

これは僕の使った感覚なので

参考程度でいいです。

僕自身は「そばがら」を使っています。

理由としては

・熱がこもらない

・重みで型崩れしない

・経年劣化によって形が変わらない

・コスト

この4つです。

 

まず「熱がこもらない」

ですが、前にも言ったように頭は熱がこもるのはNGです。

そばがら以外の材質は頭から発した熱を逃がすことをしてくれません。

 

次に、「重みで型崩れしない」

これは頭も毎日重さが変わります。

その時良くても、次の日には数グラム変わっています。

当然重さが変われば重さで沈み具合も変わります。

しかし、そばがらはそう影響を受けにくいです。

次に、「経年劣化によって形が変わらない」

やはり物には寿命があります。

 

「羽」はすぐに型崩れしてしまい、最初の感覚とはどんどん程遠くなっていきます。

「パイプ」も同じですね。

 

最後に「コスト」です。

これに関しては次のテーマになっているのでこちらで詳しく書いていきますので省略します。

僕は経営者ということでいつも物を買う時に「費用対効果」をすぐに気にしてしまいます。

単に安ければいいということではなく「費用」に対する「効果」で買うものを決めています。

 

例えば僕は年に数回国内や海外に旅行に行きます。

飛行機を選ぶときに国内であればLCCをよく使いますいが会社によって値段も飛ぶ時間も違います。

サービスも変わります。一番大きいのが「手荷物」「預け荷物」の無料で持ち込める重さの限界です。

A社は9時に飛ぶけどB社は12時にしか飛ばない

しかし、A社は6000円、B社は4500円

あなたはどちらにしますか?

 

手荷物もA社20キロまで無料、B社は7キロまで無料

あなたはどちらにしますか?

 

もちろんこれだけの要素では決めれません、目的や場所、同行者によっても変わります

しかしこの選びは実際によくあるパターンです。

 

先日は北海道に家族全員で2泊3日で行きましたがスノーボードに行く予定だったので荷物が多くなることを想定して若干値段はかかりますがA社にしました。

もし沖縄だったら荷物も少なく済むし7キロあれば十分な荷物が積めれるのでB社だったでしょう。

 

この様に色んな要素で一番お得だなと思うのを選ぶ傾向が人より僕は間違いなく強いです。

「硬さ」「高さ」「質感」「大きさ」「熱をこもらせない」

 

 

⑵注意!値段が高い方が良い枕という嘘

商品名で言えば

トゥルースリーパー」「テンピュール」「西川布団」「エアウィーブ」

などが一般的に有名なブランドでしょう。

 

全て寝具としては「高級寝具」ですよね。

 

もし僕がこの中で選ぶなら、「エアウィーブ」が良いですね。

高くて手も出せませんが。

「枕の値段=効果保障価格」ではありません。

 

枕の値段=その商品が制作から販売までにかかった費用です

物の値段と言うのは「開発費」「広告宣伝費」「家賃や人件費など雑費」「その他諸々」「欲しい会社の利益」「新商品の開発費」と言ったところで構成されています。

この中には「効果保障費」というものは含まれません。

 

理由はコンプラアンス問題です。

当然ながら「この枕で絶対治る」とは絶対に書いていませんしなんなら「効果がなければ全額返金」などと謳っているキャッチコピーもあります。

 

僕も治療院を経営しているのでわかりますが、100人来て100人治せる人は見たことがありません。

僕自身は当然100%を目指して治療しますが現実はそんなに甘くないです。

自分の思ったように治せる人は60%が限界ではないでしょうか。(実際に計測してないのでわかりませんが)

 

結局は「値段が高いからといって絶対に治るとは限らないということです」

そこで僕がオススメするのは

今までの選び方で選んでもらった枕が買った時の感覚で持続することが一番いいので劣化したらすぐに新しいものに変えて常に新品のものを使うことです。

 

簡単に言うとホテルや旅館で寝た時の枕ってメチャメチャよくないですか?

 

あんな感覚です。

どんな枕でもいいですが自分にあった決まった枕があれば最低でも1年できたら半年周期で新品に変えてください。

 

ポイントは

自分に合った枕を選ぶこと

経年劣化しないうちに新しくする

これで常に良い状態で寝られるのでもう肩こりなんて「サヨナラ」です。

 

しかし、ここで問題が自分にあった枕が3万くらいしたら?

10年で30万くらいかかってしまいます。

これは費用がかかりすぎ!

 

ですので僕はすぐに捨てても痛くない値段のものを頻繁に変えています。

それも買える時にすぐに買いたいので今は「ニ○リ」で1,980円で気に入ったものがあるのでそこに行けばどこでも量販されているので劣化したなと思ったらすぐに買い物ついでに購入しています。

 

今の時代は本当にいい物が安い値段で手に入ります。

高いものと安いものの1番の差はすぐに壊れるかの違いくらいです。

バックなら「味」になりますが枕はそうは行きません。

 

常に新しいものの方が良いものもあります。

そこをしっかり見極めてものを買う判断にしてみてはいかがでしょうか?

「どんな効果を期待するか?」「どのくらい使えるか?」

 

⑶僕がオススメするどんな人でも肩コリ、頭痛がなくなる魔法の枕とは?

結局どんなのが良いかというと

枕を二つ使います。

薄くて大きい柔らかい枕+しっかりと硬めの厚い枕を用意します。

イメージとしては姿勢全体を緩やかな前傾を作るように枕を入れます。

まず薄くて大きな枕を用意します。

これを肩甲骨と背骨を支えるように「背中」に入れます。

この時に胸が起きてしまうほど高いとダメなので本当に少しの高さがあれば十分です。

もし用意した枕が高すぎた場合は入れる場所を高い位置、頭側に寄せるとちょうどいいところがあるはずです。

 

次に、硬めの厚い枕を先に入れた枕に合わせるように頭に入れて隙間を埋めていきましょう。

これでOKです。

 

ただし、これは上向きで寝た時の枕です。

 

横向きで寝る時は先に入れた枕は必要ありません。

 

硬めの厚い枕のみでOKです。

 

横向きの時は、頭と肩の幅の分の高ささえあればOKなので普通より少し厚みのある沈まない枕がベストです。